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男性不妊に効果的な漢方②|子だくさんで有名な徳川家康も愛用していた

男性不妊に効果的な漢方
小堀善友先生

この記事の監修医師

小堀 善友先生

獨協医科大学埼玉医療センター リプロダクションセンター副センター長・准教授

日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本性機能学会専門医、日本泌尿器内視鏡学会認定医。

専門分野は男性不妊症・性機能障害・性感染症で、男性不妊症や前立腺肥大症、前立腺癌の治療及び手術に多数携わっているほか、不妊症治療への啓発等にも積極的に取り組んでいる。

不妊の約半数は、男性側に原因があるといわれています。

そこで精子の質や量を保つため、精子のアンチエイジングが注目されています。精子の質や量を保つことで、妊娠の確率を高められる可能性があるのです。

アンチエイジングには、様々な栄養や生活習慣などが重要とされています。そのひとつとして、漢方を飲むことも、精子のアンチエイジングに役立つと言われています。

今回ご紹介するのは、子だくさんで有名な徳川家康も愛用していた「八味地黄丸(はちみじおうがん)」という漢方です。どのような効果が期待できるのか、詳しくみていきましょう。

※ 八味地黄丸以外の漢方は「男性不妊に効果的な漢方①|体質別のおすすめ漢方をご紹介」をチェックしてみてください。

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男性不妊外来でも処方している漢方「八味地黄丸(はちみじおうがん)」

男性不妊外来でも処方される漢方

八味地黄丸は、腎虚の状態を改善する漢方薬です。

腎虚とは、東洋医学の概念の1つで、老化によって生命エネルギーが減少していくことを指します。つまり、アンチエイジングに効果がある漢方薬なのです。

精子の老化防止の効果が期待できる

男性不妊の原因のひとつとして、精子の老化があげられます。加齢に伴う酸化ストレスの増加によって、精液の量、精子濃度、総運動精子数などが減少してしまうのです。

男性不妊対策に精子のアンチエイジングは欠かせません。実際に精子の運動率をあげることを目的に、男性不妊外来でも八味地黄丸が処方されています

まだはっきりとしたエビデンスはあるわけではないのですが、実際に八味地黄丸を服用することで、精子の運動率が改善された例は多く報告されているのです。

一般的な老化の症状にも効果あり

老化予防にも効果的な漢方

八味地黄丸は、男性不妊患者さんだけではなく、一般的な老化の症状(疲労や倦怠感、冷え症、頻尿、尿漏れ、喉の渇きなど)にも有効で、中高齢者にもよく処方されています。

また、老化に伴う前立腺肥大症によって起こる排尿困難、勃起不全や高血圧、糖尿病などの改善にも役立つとされています。(胃腸の弱い方・下痢をしやすい方は副作用が起こりやすいのでご注意ください)

効果は一定ではなく個人差がありますが、「最近元気がない」「疲れやすい」「加齢を感じるようになった」という方は、医師や薬剤師に相談してみると良いでしょう。

不妊とは無縁の徳川家康も愛用していた漢方

徳川家康の子だくさんの秘訣は八味地黄丸にあり!?

徳川家康の子だくさんの秘訣は漢方?!

徳川家康には、実子がなんと16人もいました。中には、家康が60歳を過ぎてからの子供もいます。

生涯で16人もの子供が授かった「子だくさん」な家康ですが、その理由の一つに八味地黄丸が関係していたかもしれないのです。

当時は子供の死亡率が高く、跡継ぎを残すために子どもをたくさん設けることも、お家繁盛のための立派な仕事でした。そこで家康が注目したのが八味地黄丸です。

家康は中国の薬学書である「本草綱目」や「和剤局方」などを読み、精力増強のための薬を自ら調合していました。海狗腎(かいこくじん)と呼ばれるオットセイのペニスと睾丸を、八味地黄丸に加えて、それを愛用していたといいます。

オットセイと漢方

オットセイは、たったの1ヵ月の間に20~30頭もの雌と交尾をするといわれているため、オットセイのペニスと睾丸を漢方に使用することで、精力に良い影響を与えられると考えられ、多くの漢方薬に使われています。

徳川家康の長寿の秘訣は八味地黄丸にあり!?

さらに徳川家康は長寿でも知られています。当時の平均寿命が40歳程度だったのに対し、徳川家康は75歳まで生きています。その他の戦国大名(武田信玄が51歳、豊臣秀吉が62歳)と比較してもかなり際立っています。

徳川家康は歳をとってから運動習慣や栄養バランスのとれた食事を心がけるようになり、自ら健康に注意していました。加えて、老化やアンチエイジングに効果のある八味地黄丸を服用していたことも、長寿の理由のひとつかもしれません

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まとめ ~ 八味地黄丸を活用して精子力を高めよう

八味地黄丸は、男性不妊外来でも処方されている漢方薬です。

不妊検査などで精子の所見が悪かった方はもちろん、疲れを感じやすい方は、八味地黄丸の処方を医師に相談してみると良いでしょう。

男性の精子の状態は、体調や環境の変化によっても大きく変わります。不妊検査を受けて問題ない場合でも、精子の状態が常に良いとは限りません。そのため男性としても、整った食生活や運動習慣、漢方などを用いるなどして、男性機能を高める努力が常に必要なのです。

八味地黄丸の効果は医学的に立証されているわけではありませんが、子だくさんの徳川家康が愛用していたことから、何らかの形で精子のアンチエイジングに良い影響を与えられると考えられます。

漢方と同様に、サプリも男性不妊のリスクを抑えるのに効果的です。詳しくは、「男性不妊に効果的なサプリ|精子にもアンチエイジングを」の記事もご参照ください。

スグケア編集部 2019/11/05

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